音楽家は個人で仕事をしている個人事業主なので毎年の確定申告もしっかりやって、きちんと税金も収めている。
今日は楽器調整のため横浜にある野中貿易さんにお邪魔して、横浜市中区山田町からウォーキングを楽しんで、赤レンガ倉庫でお昼をいただいています。残念ながら今日は家に戻るのが夜中のため、ブログをパソコンからアップ出来ないため、空き時間を使ってiPadから記事を書くことにしました。iPadでブログ記事は書けるんですがなぜか写真を貼り付けることが出来ないため、写真はいらない、音楽家の経済学について書きたいと思います。
12時46分の為替相場はドル円が78.25円、ユーロ円は94.86円。東京株式市場の日経平均株価午前の終値は8472円62銭。株価はついに8500円を割り込みました。そしてドル円も78円代前半と低迷し、ユーロにいたっては史上最安値の88円代も見えてきました。
私が使っているノートパソコンはNEC製ですが先週金曜日にとうとう100円を割り込みました。このまま日本経済はいったいどうなるのでしょうか。
今の日本経済は株価、円、債券のトリプル安が続き、デフレスパイラル真っ只中の最中。そんな時期にも関わらず民主党の野田総理は政治生命をかけて消費税増税法案を可決しました。確かに時期は悪いですが、少子高齢化が進む日本はもう待ったなしの状況にあるのは事実です。今後は年間1兆円を超える社会保障関連費が増えていく現状を考えれば消費税増税は当たり前といえばそうなんですが、政府は今の円高や株安を根本から改革していくようなことは果たしてやっているのでしょうか?
欧州では消費税が全ての商品に当てはまる訳ではありませんが20パーセントを超える国もありますから日本も、もしかしたら2030年頃は消費税20〜30パーセントになっている可能性はあります。そうしなければ、この間のギリシャと同じように日本経済破綻ということも考えられます。
ちなみに現在の日本の借金は何と911兆5483億円で、1秒間に100万円以上の借金が膨らんでいる状態です。1日の金額は800億円を超える借金が増えている現状を考えれば、消費税増税は仕方のないことですが、政府は郵便貯金や簡保資産の運用失敗をもっと公にすべきだし、そのつけを消費税増税で解決しようとするのはおかしいと思います。
私達は政府の決めたことに従うしかありませんが、これからの社会を生き抜いていくためには幅広い知識を身につけて個人個人で自衛手段をこうじていくより他はないのでしょうか。
日本の借金時計を皆さんも見て考えてみてください。
http://www.takarabe-hrj.co.jp/clockabout.html
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